STRENGTHS
東邦の強み
FUTURE HEALTHCARE
医療の未来をデザインする
総合力
全国の医療機関や調剤薬局等への医療用医薬品、検査薬、医療機器、医療材料などの卸売事業を基盤に、
医療機関の業務効率化に貢献する顧客支援システムの開発・提供、開業支援や経営コンサルティングなど、
医療全般にわたるトータルサポートを展開しています。医薬品を安定供給するという社会的使命のもと、
流通網の整備と供給体制の確立に努めるとともに、グループの総合力を活かして、
各医療機関の課題解決に寄り添った最適なソリューションを提供します。
ニーズに応え医療環境を支え続けることで、誰もが安心して暮らせる「次世代の地域医療インフラ」の創出に挑みます。
STRONG BASE
圧倒的な基盤こそ
変革の原動力
東邦ホールディングスの原動力は、グループ売上の約9割を占める強固な医薬品卸売事業にあります。1948年の創業以来、私たちは医薬品を運ぶだけでなく、時代の変化をいち早く捉え、常に新しい医薬品卸の形を模索し続けてきました。
全国の病院・診療所・薬局を網羅するネットワークを構築し、各地の医療を支え続けています。この盤石な供給体制と、長年築き上げてきた医療機関との信頼関係があるからこそ、私たちは次世代の医療を見据え、挑戦を続けることができます。医薬品卸の枠を超え、社会に不可欠な医療インフラとして進化し続ける私たちの「3つの挑戦」をご紹介します。
東邦の挑戦01
「止まらない物流」と
安定供給の基盤
私たちは、医薬品の安定供給という社会的使命を果たすため、物流イノベーションへの挑戦を続けてきました。かつて医薬品の在庫は各営業所に置くのが一般的でしたが、より迅速で効率的な物流体制を確立するため、1988年に物流センター(TBC)を開設しました。
その後も技術革新を続け、2014年稼働のTBC埼玉ではロボットによる自動ピッキングを導入、2018年稼働のTBC広島では入荷から出荷までの一貫した自動化ラインを構築し、物流の効率性を飛躍的に高めてきました。
2020年に稼働した大規模高機能物流センターTBCダイナベースは、免震構造や自家発電設備を備えるだけでなく、東京都指定の「災害時広域輸送基地」内に位置しています。
大規模災害時においても、国や自治体と連携する中核拠点として、医薬品を迅速かつ円滑に供給できる役割を担っています。そして今、労働人口の減少を見据えた新たな自動化技術の導入に加え、メーカー物流倉庫※などの機能も備えた、次世代の総合型物流センターの構築を進め、さらなる進化を続けています。
また、20年以上前から、製品一品ごとに有効期限や製造番号を管理できるシステムを整備し、全国どの拠点においても必要な情報を一元管理できる体制を構築しています。万が一ある拠点が被災しても、即座に別の場所のバックアップシステムがサポートを引き継ぎます。
こうしたシステム面に加え、物流車両の約6割を「緊急通行車両」として登録しており 、道路規制時でも命を繋ぐバトンを止めることはありません。私たちはこれからも物流の未来を創造し続け、どんな時でも医療の当たり前を守り抜きます。
※メーカー物流倉庫:製薬企業から物流業務を受託する機能
東邦の挑戦02
新薬の未来を繋ぐ
フルラインサービス
これまで医薬品市場は生活習慣病などの薬が中心でしたが、今後は治療が難しかった病気に効果を発揮するバイオ医薬品や再生医療等製品などが主流になると想定されています。しかし、これらの薬は「温度管理が極めて難しい」「患者さまの数が少なく、届け先が限定される」といった特徴があり、従来の流通の仕組みだけでは対応が困難でした。
私たちは、この課題を解決するために医薬品卸の枠を超えた支援体制を整えています。国内外のバイオベンチャー企業への出資などを通じて、研究段階から新しい薬の誕生をサポートしています。
また、当社グループで医薬品の製造販売を担う共創未来ファーマが、羽田パッケージセンターにおいて、日本国内に十分なインフラを持っていない海外製薬企業より、薬の最終検品やパッケージング、保管業務を請け負うことができる体制を整えています。
羽田パッケージセンター、メーカー物流倉庫、医薬品卸物流倉庫の全てが、TBCダイナベース内に集約されていることで、輸送時の温度逸脱や振動のリスク、リードタイムを最小限に抑え、よりスピーディーで安全な流通を実現しました。
「創る・仕上げる・運ぶ・届ける」をグループで一貫して担うフルラインサービスを通じて、患者さまへ希望をお届けします。
東邦の挑戦03
「現場の声」を形にする
ITソリューション
患者さまや医療機関が抱える課題を解決するため、30年以上前から自社で顧客支援システムを開発・提供し続けています。医薬品を届けるだけでなく、医療現場の困りごとをITの力で解消する独自のビジネスモデルは、私たちの成長を支える強力な基盤です。
1990年代の在庫管理システムの開発を皮切りに、常に時代の先を行くサービスを形にしてきました。現在は、患者さまのニーズに合った医療機関を検索できる「病院なび」をはじめ、待ち時間を解消する診療予約システム「LXMATE HeLios cloud」、薬局の売上や在庫を一元管理し経営を支える「ミザル」など、医療のあらゆる場面をサポートするラインナップを揃えています。
また、記録負担を大幅に軽減するクラウド型音声認識薬歴作成支援システム「ENIFvoice SP+A」により、薬剤師が患者さまとの対話に注力できる環境を整えるほか、認知症の方の早期帰宅を支援する「どこシル伝言板」を通じて、地域社会の安全・安心にも貢献しています。
これらの独創的なシステムが生まれる背景には、医薬品卸売会社としての私たちの強みがあります。日々医療機関を訪問するMS(営業担当者)が、深い信頼関係の中から「現場の悩み」をいち早くキャッチし、それをシステム開発部門が商品へと反映させています。
私たちは自社開発に留まらず、積極的なアライアンス(企業提携)などを通じて新たな顧客支援ビジネスを展開していきます。「現場の声」を仕組みに変えることで、医療の効率化と患者さまの利便性を追求し続け、医療に関わるすべての人々、そして地域社会の未来を共に創るパートナーとして進化を続けていきます。